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2006年02月04日

スポーツ吹き矢

今週は栽培講習会は休み。
クラブハウスにスポーツ吹き矢が持ち込まれた。釣り竿のような竹の長い筒に18cmくらいの細長い円錐状の吹き矢を入れて吹く。教室の端から端まで十分に届く勢いである。
早速姫がトライする。まずは構えから
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この状態で筒に口を持っていく
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模範演技
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突如「本日の滞在者」の札が設けられた。昔なつかし職員室のような感じである。まだ広まっていないので黒にしている人は少ない。このような施設ではやはり利用率を問われるところであろう。
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夕方の風景。寒そうな雲が上にかかって下が光っている。
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笠間のポレポレのジャスコに行ったら24時間をやめて9時~24時になるとのこと。また、笠間のハードオフが今週末で閉店。内原イオン効果か、合併効果か。市庁舎が友部に出たあとの笠間市街地の求心力が問われている。図書館で借りたタイタニックのDVDを観た。実は初めてである。姫も遅い時間まで食い入るようにみていた。さた研ははやりものには非常に疎いが、面白い映画であった。

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2006年02月05日

キャベツの凍害

朝8:00に目が覚める。やはりガルテンだと眠りが深い。静かだからだろうか。8:30の体操と散歩にでる。姫は昨日遅かったので寝ているといったが散歩には出てきた。
来年度のガルテンの新規募集の応募者は50名程度とのこと。相当な倍率である。

ラウベにて自発的に陶芸教室が開かれている。
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これは刺身の皿になる予定。今は平らであるが、ひっくり返したあと端を上に上げる。実は糸尻を平坦に仕上げるのが難しい。
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斎藤農場に延び延びになっていたキャベツを取りに行く。
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左側はきれいだが、右側の2つは凍っている。凍ったキャベツはいきなり湯に入れて茹でると結構食えることが判明。
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雪が降った後、タマネギ苗の根っこが出てきてしまった。一応土をかけておく。
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右がホウレンソウ。左は篠竹に守られたソラマメ。ホウレンソウだけは元気である。
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凍結防止に垂らして置いた水道から水がはね、ジントギの廻りに2cmくらい凍り付いている。
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白菜とカボチャ(夏に収穫した雪化粧:まだ美味)を積み込み、ごま屋と図書館に寄って帰る。

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2006年02月11日

栽培講習会+寒起こし

金曜の晩に到着。
東京は+5度。笠間は-4.5度。
22:30に到着したときのラウベ内の室温は5度。
アラジンストーブとエアコンをつけてポレポレのジャスコに行って50分後戻ってきた時の室温は13度。
エアコンは切り、ストーブをつけたまま寝た朝の室温は15度。
陽が入ると暖かくなる。

9:26に本業で問題が発生。回復までに11:30までかかる。インターネットとIP電話のおかげでガルテンに居ながら仕事ができる。有り難いありがたい。(のか?)ちなみにガルテンではドコモの携帯は入らない。メールがたまに取れる程度。AUは場所により入るらしい。

今日は暖かく、姫は長袖一枚である。セーターだと汗ばむくらいである。

大根(おふくろ)。土から上に出た部分はたくあん用に干した大根のようにシワシワだが、地下の部分はみずみずしい。
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白菜(冬峠)。表面はフリーズドライでぱさぱさ。これをめくるとネトネトの溶けた葉があらわれ、そこを剥がしていくとみずみずしい白菜が現れる。
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剥いた白菜
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空いた畑の部分を久々に耕耘機で耕す。みんな使っていないようで、始動に苦労する。
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久々の今日の収穫。白菜、聖護院大根、大根、ビーツ、ホウレンソウ、ニンジン。ニンジンは植わっているのがわからず耕耘機で乱切りになってしまった
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久々の栽培講習会。
ジャガイモの種芋の選び方。60g。鶏卵くらいのを選ぶ。わざわざ切ることはしない。切ると腐る可能性が増える。病害(ウイルス:黒点がある、壊阻:黒ずんでいる)のあるものは避ける。種芋で出てきている芽は欠いてしまう。(また次の芽がでてくるし、その時点で出ている芽は育たない)
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お奨め品種:
早生白:粉質
キタアカリ:強粉質
トヨシロ:粘質

ただし、早生白やキタアカリは彼岸過ぎには芽が出てくる。長期保存にはトヨシロがお奨め。
Q:メイクイーンはどうか?
A:ストロー(株から芋までの地下茎部分)が長いので、畝幅がいるのでお奨めできない。トラクター幅でタイヤが踏みつぶすあたりでいい芋が取れる。

タネから始めるべきでないもの(苗から始めるもの)ニラ・アスパラ・ウド・タラ

ニラは年数がたつと葉が細くなる。分球して株を広げると葉が広くなる。ニラ苗は梅雨に入るころ植えることになっているが、3月くらいから植えてもなんとかなる

アスパラ。茎に沢山の根がついたような苗を売っている。5cmくらいに植える。その年は食べずに様子を見る。翌年から食べられる。全部食べてはいけない。最初の3本は残す

Q:去年やったら葉に玉ができるのとないのがあったが?
A:アスパラは雌雄異株。他にイチョウ、ホウレンソウ、フキ、キウイなどがある

ウド。機の根っこに芽が着いているような状態の苗が売っている。芽が動いてからは植え替え不可。

タラ。大きくなるので剪定する。来年の芽を残して切ると伸びてくる。芽の部分を輪切りにして水耕栽培する(ふかし栽培)ことが可能。味はやはり落ちる。

ニンニクの草取り。鎌をつかうべからず。ニンニクの根は空気が好きなので地表近くまで上がってくる。それを切ることになる。同じ理由で土寄せも鍬で削らないこと。

Q:山芋をまだ掘っていないのだが、いつまでに掘ればよいか。また、放っておくとどうなるか
A:GWに芽が出てくるのでそれまでに掘る。放っておくとその芋がしなびて次の芋ができる。粘りが強く、大きい芋になる

Q:堆肥作成時の熱で苗床はできないか
A:やれば可能と思うが、とんでもない量の落ち葉が必要。また、昼は光を当て、夜は毛布で覆う等の対策が必要。重労働と思う。

ガルテナーより、ホウレンソウは、シュンギクみたいに葉を摘んでいけばどんどん生えてくるとの情報がもたらされた。家庭菜園ならではの知恵と思われる。

さすがに雪化粧も傷んできた。ウイルスとのこと
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まだ中には差し込んでいないのでその部分を削れば食用可能。
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晩飯は夏に作って冷凍しておいたトマトソースのスパゲティ。鮮烈な香りがよみがえるのに驚く。あとは白菜と人参のコンソメ蒸し煮。
未来少年コナンのDVDを観て姫満足。21:15に笠間発、23:00に東京着。

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2006年02月25日

春が来た

金曜深夜に到着。外は-0.5度。これくらいだと暖かく感じる。
朝起きると霜が出ていない。
全く動きのなかった畑の表面に虫がでてくるようになった。

白菜を収穫すると剥いた古皮の下に小さなイモ虫。これは冬を越したのではなく、新しく孵ったものに違いない。きっぱりと冬から春にフェーズが変わったことを確信した。

笠間図書館に行くと不要書籍の引き取り市をやっていた。なんと料理関係の専門書が山ほど出ている。服部栄養学校の教本から、フランス語の原書もあり、幾つか持ち帰る。笠間はインテリ度が高い。

栽培講習会:
エンドウの支柱。胸丈(150cmくらい)ただし支柱は丈夫に作る必要があり、2mくらい必要か。
ソラマメは1本支柱。5~60cmになった位で縛る。倒伏防止のため、群全体の腰くらいのところを8の字にしばるとよい。

Q:隣の人がソラマメの苗を分けてくれるというが、植え替えのタイミングはいつか?
A:早いほうがよい。根はどんどん伸びるため、後のほうになればなるほど大変。

Q:ミツバ。土で埋めたところから出てきたがそこから先が伸びない。
A:上は寒いから伸びない。囲いをして籾殻で埋めればどんどん伸びてくる。

Q:コンポストはどう使うのか?埋めるのか
A:置くだけ。発酵促進剤も入れる必要はない。分解する微生物はそこらへんに常在している。調理したものや油モノを大量に入れると臭くなることが多い。野菜くずや落ち葉等を入れている分にはそれほどイヤな臭いはしないはず。

Q:線虫が出るのでマリーゴールドを植えたいのだが?
A:フレンチとアフリカマリーゴールドがあり、線虫忌避効果が高いのは後者。ただし大きくなり、臭いは悪い。かなり密植しないと効果なし。大きくなりすぎるので適当にいじめる必要あり。最終的には根っこも含めて鋤き込む。また、線虫よけの草というのもある。ハブ草やこぶとり草と言われている。マメ科。

笠間市図書館から借りた「兎の眼」のDVDを観る。壇ふみが若い。子どもの顔が締まっている。
研究員と「稲里の搾りたて生大吟醸」を呑んで寝る。

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2006年02月27日

クラインガルテンの日

2/26はクラインガルテンの日である。
所用の研究員を朝早く友部駅に送った後、殊勝に畑の見回りをして浮いたタマネギに土などかけていると雨が降ってきた。
9時になるとかなりの降りであるが、清掃作業は行われるとのこと。今回は草刈りはなく、主にゴミ拾いが中心となる。毎回農機具庫周辺から始まるが、今回は先回りして日帰り農園のほうを廻る。人工物のゴミ中心に、ペットボトルや飴の皮など拾い集める。一番多いのはタバコの吸い殻。早々に一時間ほどでおしまいになった。

来年度の入居者が決定したとのこと。5年生も抽選の結果5区画分が割り当てられたようだ。さた研の両隣は開設以来の入居者なので出ることになる。冷蔵庫や洗濯機などいらないかと声がかかる。有り難く電子レンジを頂戴する。これで冷凍ごはんの解凍に苦労しなくて済む。

また、ソラマメとエンドウの苗をいらないかとのこと。これもありがたく頂戴する。5年生の中には早々に近場の畑を借りた人もいるようだ。5年間様々な作物を育てた愛着ある畑を、全くの更地に戻して引き渡さなければならない。その心情はいかがなものであろう。ただ、4月になれば新たな入居者が入り、去年の我々のように希望に胸をふくらませながらおっかなびっくり楽しい畑作を始めるのだ。自分はいなくなっても次の世代が同じことを繰り返す。輪廻転生。あと4年、さた研がクラインガルテンを卒業するときにはどういう環境になっているのか。


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