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2005年07月02日

トラクター教習&人生の楽園

先週と比べてはっきりフェーズが変わり夏モードになった。草の生え方が全然違う。
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スイカ。先週の三倍くらいか。
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カボチャ。思い切り引かないと画面に入らない。
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ズッキーニ。
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サツマイモ。
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コリアンダー。本葉はコリアンダーの葉の形をしている。意外と伸びが遅い
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トマトの支柱の先にアマガエルが座っている。何を想っているのか。
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裏の畑も草だらけ
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シシトウが鈴なりである
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さっそく収穫
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これだけ採れた。
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斎藤さんの畑でトラクター教習。これは旧式の手押し型。起動が手回しクランクである。まるでカーグラTVのオープニングのようだ。クランクのハンドルは、右回し方向には爪がひっかかるが、左回り方向はサインカーブのように切ってあり抜けるようになっている。エンジンを掛けるときにはデコンプレバーを引いたまま右にぐるぐる回していくと、あるタイミングでかかるので、デコンプを戻す。エンジン回転が速くなるのでクランクを差している軸の回転が手回しの回転より早くなり、結果的には左回りのような形になりレバーが押し出され外れる。よく考えられた作りである。自分でも掛けたが結構おっかない。ちなみに、農作業の大型機械はほとんどがディーゼルである。手回しだと冬はほとんどかからないとのこと。
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乗用型トラクターの教習。これはブレーキ。右が右後輪用、左が左後輪用。公道走行時にはブレーキの橋渡しをするレバーがあり、両方を同量操作するようになる。
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シフトレバー2本。右が駆動輪用、左が補機(後ろにつけて作業する機械)用。
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研究員が乗ってみる。ちょっと大きいようだ。
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斎藤さんの模範演技。ブレーキを踏まない場合の回転半径。
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実際の作業では、回転半径を小さくするために旋回側の車輪のブレーキを掛けて固定し、それを軸に旋回する。ブレーキを踏んだ場合。
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畑の下に街が広がる
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ブリーフィング。ちなみに、農業用機械はエンストすることがない。エンジンを切らない限り走り続けるので転倒事故も起こる。年間数十件の死亡事故がある。公道ではないので交通事故統計には出ない。
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おっかなびっくり動き出す
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多少慣れてきた
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廻ってみる。なかなかブレーキを踏みきれない
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教習を終えて山新へ。ナス苗の実が成っている。ナスは自分が苗かどうかなんて気にしていない。
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トマトも赤くなっている。自分の畑ではまだ青いのに。
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クラインガルテンでは七夕祭りをやっている。親子工作教室。
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野菜自慢コンテスト。ガルテナー出品の見事な野菜が並んでいる。うちはまだ出すほど成っていない。
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ハウスに行く。青いトマトがなぜか一つだけ虫に喰われている。
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草の中に野ウサギ発見! じっとしていて動かない。耳も小さい。こうやって野ウサギが普通にいるのを見ると、ピーターラビットの話など当時の人には違和感がなかったのに違いない。
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姫の工作教室の成果。カブトムシとタヌキなんだそうな。
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18:00より取材に来た人生の楽園を皆で見る。非常に面白くまとまって仕立てられている。「ジャガイモを埋め戻そう」発言には笑ったが、収穫時期より早く取材に来たので考えてみれば当然の結果である。
TV見た人に追加情報:ガルテンの住人は出てきた四組だけではありません。呑んでばっかりもいません。演出です。(笑)
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1年生のスイカ。もうソフトボール位ある。うらやまし。ムレ防止にトレイの座布団を敷いている。
(トレイを逆さまにし、真ん中にカッターで×印を入れる。(排水のため)
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2005年07月03日

第14回栽培講習会

研究員が仕事のため笠間駅前まで送る。9:06の高速バスで東京に戻る。

栽培講習会内容:

タマネギ:あまり大きくしたくない。肥やしを増やせば大玉になるが、腐りやすくなる。タマネギは二年生の作物であり、1年目の夏に倒伏、夏休みに入り、秋になるとまた伸びて花が咲く。
肥やしを増やしすぎると分球(切り口が同心円状じゃなく、分かれる)したり、花が咲いたりする。農家では5%位花が咲くくらいに肥やしをやることも多い。つり玉(収穫した玉ねぎを竿等に吊し、保存する)にする場合はあまり大きくしないことがコツ。タマネギは早生の大玉から食べる。つり玉がどの位保存可能かは品種により異なり、種子の袋に書いてある。

なぜ早生(わせ)、晩生(おくて)の違いが出るか?発芽抑制物質の量の違い。温度で分解していく。晩生は発芽抑制物質の量が多い。発芽抑制の契機はいろいろ。アブラナ科は温度が低いと分解されるものもある。取り蒔き(取った種をすぐに蒔く)場合、一定期間冷蔵庫に入れるとうまくいくなど。

ナスの枝止め。ナスがなるのは盆(8/23)くらいまで。秋ナスを嫁に食わすなの秋ナスは今頃苗が出回っているが、「更新」することによって、秋になるナスを育てることが可能。方法はわざと7月下旬ごろ東南角のナスの1つめの芽を残して摘心する。そうすると9月に成る。しかし成る期間は通常のものに比べ短い。ナスは寒さに弱い。トマトやピーマンは強い。ただしトマトは赤くならなくなる。なるまで待つと冬物を植える時期を逸する。青いとまとは車のダッシュボードの上に載せておくと赤くなる。完熟ではないので決して美味しくはないが、市販のトマトはそうして赤くなっているものも。

秋作の場所決め。ネキリムシはスベリヒユのような粘性がある植物が大好き。生やしておくとネキリムシを呼ぶことに。そのため、秋作前には耕耘してネキリムシを追い出しておく。

農家と家庭菜園の違い。農家には「一斉」が付く。(一斉に収穫し、集荷してしまう) 家庭菜園は通年栽培。いつ来ても何か収穫できることが重要。

大根、キャベツについては希望者に収穫期の違う4品種の種を配る。そのかわり8月の週末は休みがないことを覚悟するように。(蒔く時期を厳密に管理する必要あり)

その他質問。

秋蒔きキャベツにも虫除けネットは必要か?必要。真夏にはチョウチョは飛ばないはずなのだが、ガルテンでは誰かが何か栽培しているので、ずっとチョウチョが飛ぶ。

白菜についても収穫時期を分けることができるのか? 出来る。ただし白菜は収穫後保存が利くのでキャベツほどシビアではない。収穫時期は白菜の場合、品種に収穫までの日数が書いてあることが多い。ただし早生の白菜は霜が当たると割れて腐ることが多い。無双、冬峠(タキイ)がおすすめ品種。

空豆、エンドウ、玉ねぎ、ニンニクは10月下旬に蒔く。

空豆、エンドウは2回にわけて蒔くほうが失敗が少ない。越冬前に大きくなりすぎると越冬できずに枯れる場合がある。伸びすぎは禁物。

トラックバックしている織姫さんの家族到着。早速イモを掘る。
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七夕祭りの継続。クラブハウスではバルーンアート教室をやっている。
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今週も流しそうめん。こちらは生竹を割った正統派。子供より親が夢中かも。
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帰る前にナスとシシトウを収穫。シシトウは昨日とあわせて20個近くになるか。優秀である。
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15時にラウベ出発。17時に東京到着。研究員は徹夜し月曜の朝に始発で帰ってきた。やれやれ。

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2005年07月09日

男の料理教室

今回も研究員は仕事で同行せず。0時前に笠間に到着。

アゲハの幼虫。この大きさになると山椒の木があっというまにつんつるてんになってしまう。
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箸で取ろうとすると黄色い角を出して威嚇する。捕殺すると鮮烈な山椒の香り。
「きれいなアゲハになるのにね~」と他のガルテナーの意見。ただしこんなのを何匹も放置していたらこの山椒の幼木は枯れてしまう。ただ、人間がコントロールしない世界では、実際に枯れてしまうのではないか?そうでなければ世の中が山椒の木だらけになってしまう。これも食物連鎖か。

ししとう。よく成っている
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つるむらさき。ようやく伸び出した
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なす。思ったより実がつかない
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エダマメとトウモロコシ
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手前がズッキーニ、左奧がカボチャ、右奧がスイカ
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スイカ。降り続く雨のおかげで葉っぱが泥だらけである。わらを引いておけと言われる意味がわかった。
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カボチャの花。これは雄花だろう。ぼとっと落ちてしまう
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ズッキーニの花。左側の雌花の下が膨れている。
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ミニトマトの丈ばかり伸びる。実はまだ緑
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別の区画のアーティチョークの花。
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今日の目玉、男の料理教室のはじまり。肉じゃが、シナチク炒め煮、浅漬け
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講師の佐藤さん。こんな長いタケノコが食用になるとは知らなかった
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皮を剥きまくる。そのあと長さ6cmくらいの短冊にそぎ切りにする
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みな真剣
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そぎ切りにしたタケノコを大鍋で茹でる。茹でるには米のとぎ汁を利用
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こちらは浅漬け。キュウリに櫛歯のように切り込みを入れる。途中で止めるのが難しい
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大根の拍子木切り。かつらむきにする。5mmくらいの円状に切る。それを斜めにずらして並べて切っていくと滑りにくく簡単。
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肉じゃが用のジャガイモの面取りをする。面取りはするが皮は剥かない。
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さて、ここらへんからが男の料理か。大鍋をフライパンでよくやるようにあおり、中の具を回していく。
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先生のようにはうまくいかない
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砂糖はこのくらい?目分量である。
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煮えてくるとひっくり返すのも大変
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茹だったタケノコを一度水にさらす。そのあとごま油、ダシの素で炒め煮。最後に醤油。
アルミ箔を落としぶたにすると早く煮える。
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先ほどのキュウリ。盛りつけ時にぐっと握って高く盛るとかっこいい。
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そろそろ出来上がりか
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神妙に味見
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お土産用のシナチク炒め煮。カミさんにどんなコメントをもらうのか
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今日の4品。右上から時計回りに、キュウリと大根、人参の浅漬け、肉じゃが、シナチク炒め煮、人参の葉とバラ肉の炒め物。
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いただきま~す
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肉じゃがおかわり自由。
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Sさん家族到着。ジャガイモ掘りに来たのだが明日は雨の予想。まあ、ほたるの里でほたるが見えたので良しとしてもらおう。
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ラウベの畑はからっからだと思っていたが、連日の雨でベタベタである。こうも状況はかわるものか。明日晴れますように。

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2005年07月10日

芋掘り

Sさん一家は笠間稲荷の裏の宿に泊まったので迎えに行く。朝笠間稲荷を一周。茅の輪くぐりの輪がまだ出ている。ホタルも見たし、大雨の後に晴れるとは強運である。
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芋掘り。ぬかるんでいるかと思ったが強い日光でどんどん乾いてくる。
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芋掘りその2。右側の下の子は大雨のあと顔を出したイモを採集している。
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ミミズを持ってはいポーズ
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今度はトンボが休んでいる。どうしてみな竿の先が好きなんだろう。
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Sさん一家を笠間陶芸の丘公園まで連れていく。そのあと早めに退散し、車をポリッシュファクトリーに持っていく。一年分の手入れをしてもらおう。
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2005年07月15日

190E化粧直し

ポリッシュファクトリーに出した190Eの化粧直し終了。
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作業状況はこちら。さすがにプロはうまく撮る。リアランプの写真は秀逸で、自分の車と思えない。
190Eはワイパーが1本で行きと帰りと同じところを通るため、線状にガラス傷がつくのだが、それが綺麗になおったのがありがたい。

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2005年07月16日

第15回栽培講習会

ズッキーニが沢山成っている。先週は子房が3cmくらいにふくらんでいるかな?位だったのが、
今週は18cmはありそう。
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スイカ。全然実が付かない
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カボチャ。こちらも雄花ばかり
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エダマメ。マメが出来てきた。
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トウモロコシ。
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トンボ。また竿の先。前面投影面積が小さい。実は10cm位の近接撮影。逃げないものだ
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キュウリの花にハチが忙しく出入りしている。仕事仕事。ありがたい。
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次から次へとハチがやってくる
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以下栽培講習会:
ネギの土かけ。ネギは溝を掘ったところに立てかけるように植える。少しずつ背が伸びてくるのに伴い、、少しずつ土を掛けていく。(溝を埋めていく)が、その理由は小さな草が廻りに生えてくるのを防ぐため。最初から埋めてしまうとその後草取りが大変。ネギは夏季休眠をするので、ネギの丈は変わらないのに草ばかり伸びる。しかしネギは「電線も嫌う」というほど日光を好むので、雑草を生やさないために少しずつ埋めていく。
-でも、台風等あると一気に溝が埋まってしまう。そういうこともある

ジャガイモの陰干し。3日たって乾かず濡れているものは腐っているので取り除く。

山芋の種芋はムカゴから作る。しかしやたらムカゴが出るイモは、栄養がムカゴに行く体質のものと考えられるため、そのようなムカゴでなく、あまりムカゴが出ないイモのものを使う。

スイカ。質問は?
-スイカが成っていないツルは邪魔なので切って良いか?
  ダメ。葉の栄養が実にまわるのであり、そのツルの栄養だけがその実にいくのではない。つながっている。
-スイカの実が全然ならないのだが?
  主枝を剪定して側枝をのばし、そこに雌花のつくタイプのものかもしれない。

果菜の状況はどう?
-トマト。赤くなる順番がバラバラだが。
 そういうもの。よくわからない

里芋、長芋の土寄せ。梅雨があけたら乾きがちになるため、梅雨明け前に実施。
根が浅い野菜(キュウリも)はあまり表面を掻いて根を傷めないこと。

秋作の周年栽培。同じ野菜を3回くらいにわけて植える。

ホウレンソウの例:
9上 --- 11中収穫 (2割)
9中 --- 11月~年内収穫 (4割~5割)
9下 --- 翌年 (2割)
のイメージ。あまり大きくなってしまうと越年できない。遅いと成長がとまる。
早蒔きのものはあまり多くまかないように注意。沢山できてそれきり。
遅いと天然の冷蔵庫になるため、少しずつ収穫できる。

大根、キャベツについては講習会で周年栽培をやる。キャベツは来週から。

夕方から、ガルテナー主催による「第一回ガルテンコンサート」が催された。
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2005年07月17日

シッターさんの結婚式

姫が去年シッターをお願いしていたAさんの結婚式が東京カテドラルであった。
姫(馬子?)にも衣装
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教会の会館でティーパーティ形式ということであったが、ビゴの店のパンが並ぶ。パン好きの当研究所としては垂涎の限り。これまで手が出せなかったパンがすべて並んでいる。ちなみに鷺沼店からケータリングとのこと。
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シューのカラメルがけで構築されたウエディングケーキ
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新郎新婦と姫
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最近の結婚式は明るくて良い。花嫁が十分に楽しんでいる。幸多かれ。
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2005年07月18日

ひさびさに研究員出動

今回は久々に3人揃っての笠間である。
姫の畑で人参の間引き
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姫の畑の黄色いミニトマト
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雄花から花粉が飛んでいる
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エダマメの葉の上にアマガエル。体長2cmほど。カメムシは食べないんだろうなあ。
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ズッキーニが豊作
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料理用トマトがたわわに実っている
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本日の収穫
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ミニトマトといえど大樹である
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その他、コリアンダーの間引き、芽キャベツの直播き。(苗を作ってと書いてあるが、大丈夫か?)

スイカは主枝を切ってしまったが、あとからタネの袋が出てきたので見ると、とくに剪定は必要ないようだ。伊吹という種類なのだが、主枝を切ってしまって大丈夫か心配である。雌花充実、って書いてあるんだけどなあ。

帰りの車のラジオで、関東地方の梅雨明けを知る。

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2005年07月23日

第16回栽培講習会

カボチャのツルが山吹の生垣を越えて通路にはみ出している。品種は雪化粧
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ようやく実が付いてきた
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コリアンダー 買うと結構高いものが列をなして生えているのは嬉しい。
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トウモロコシが突然伸び出した。他のラウベのトウモロコシに高さでは追いついている。品種はカクテルE-51。左のエダマメも徐々に実が入ってきている。
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これは先住人が残していったホウセンカ。そこらじゅうから生えてくるのを1つだけ残した物。あとからあとから芽が出てくることを考えると、一度派手に爆ぜたのではないだろうか。
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実が付いてきている。残念ながらこの状態で撤去することにした。ほうせんかというと中島みゆきの曲を思い出してしまう。
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ハウス内のキュウリ
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こちらはべと病にやられて黄色くなったもの。べと病(一種のカビ)にやられると葉が点描のように葉脈の区画ごとに黄色から緑色までさまざまな色になる。品種の説明を見ていると「べと病レース1~4に抵抗あり」のような記述をよく見かけるが、べと病というものがどういうものかを初めて理解した。
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とうもろこしの幹に複数付くと実の入りが悪くなるので、途中でかく。剥くと中華に使うヤングコーンが入っている。
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この葉からたったこれだけ
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フェンネルをアゲハの幼虫が喰っている。山椒を食害するのとは別の種類のようだ。よくみるとそこかしこに同じ種類の幼虫がいて、先っぽがつんつるてんに成っている。捕殺するとこんどはフェンネルの鮮烈な香り。どうしてアゲハ類は香りの強い葉っぱが好きなんだろう。
捕殺した幼虫のまわりには山ほどアリがたかって体液を吸っている。徐々にしぼんでいく幼虫。フェンネルが光合成により甘い樹液を作り、それをアゲハが食べ、その体液をアリが吸う。
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栽培講習会メモ:
-エダマメに実が入らないのだが?
ありえる。気温が高いのに適さない品種を植えた場合、多肥すぎの場合等。多肥すぎの場合は葉ばかりになる。土地によるものもあるのでなんともいえない。どうもクラインガルテンの中では大豆はあまりうまくできないことが多い。

-インゲン
熊谷で最高気温33度~34度(水戸は海沿いなので参考にならず、熊谷を見るとのこと)になるとインゲンの花が咲いても実が付かなくなる。気温が下がればまた結実する。
丸莢よりはモロッコインゲンのほうが高温に強い。
-みつ豆用のインゲンの豆をとりたいのだが?
我々は通常未熟果を食べていることになるので、春収穫分を枯れるまでとっておく。

-人参の間引きのタイミング
2回に分ける。人参共育ちといわれ、あまり間を空けてもうまく育たない。
夏暑いときは伸びないので、9月上旬と下旬に分けてやるのがよいのでは。

-カボチャを採るタイミング
つるがコルク状に割れてきたら

-モロヘイヤ
実が有毒のため(食べられる堅さのものではないが)注意。

-長芋。他のうちにくらべ葉が見劣りする。どうすればよいか。
地上部と地下部は必ずしも比例しない。心配しないこと。

苗を育ててみよう。
-8月は暑いので種まきをするものはない。するとすれば苗である。
今だとキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー
白菜は8月中旬。苗の植え付けは9月上旬になる。
植え付けた苗には遮光が必要。防虫ネットでよい。もしくは寒冷紗。
裾は空いていてもよいが、モンシロチョウ、コナガが出るので注意。

大根にはキスジノミハムシが出る。
芯喰虫(双葉くらいのときに成長点だけ食害)

苗半作というとおり、苗を育てるのは難しい。
5cm、5×5の連結ポットが売られているのでやってみよう。難しい。売っている苗は高くないということがわかるはず。ポイントは気温と水。タネがでるときは遮光が必要だが、芽が出たら外さないとあっというまにモヤシになってしまう。外すと乾燥するので水やりが大変。最終的には根切りのために地面から離す必要あり。

苗を植え付けるのは夕方にすべし。昼間はあついので萎れておしまい。

その後、斎藤農場にて周年栽培用キャベツの苗が配られた。ガルテン廻りはモンシロチョウがいるので、
弓竹に防虫ネットでカバーする。よくみると斎藤さん作成苗にすでにモンシロチョウが卵を産んでいる。注意して取り除いた後に植え付ける。

弓竹のエッジの立て方。 端になるほう(写真中央)を斜めに差して、ずれないようにする。
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2005年07月24日

ブルーベリー収穫、周年栽培

久々にラジオ体操に参加。散歩の途中で見事なユリが咲いている。
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農家の大木になにやら赤い花。これ自体もツタのような寄生植物のようだ
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ハウスのゴーヤがようやく成ってきた。これでシシトウの長さくらい。
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周年栽培。各自が6mくらいのスペースを与えられ、苗が増えるごとに防虫ネットを延ばしていく仕組みである。
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ちなみに計画では以下のとおり。

キャベツ(苗):斎藤農場
7/23 ベスト(渡辺農事)
7/30 ベスト
8/6  ベスト
8/6  彩風
8/13 彩ひかり

大根(種):各ラウベ
8/21 YR天狗
8/28もしくは9/4 緑輝
9/4もしくは9/11 おふくろ
9/4もしくは9/11 冬とり聖護院

ラウベに戻ると落花生に黄色い花が咲いている
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ガルテンの隣のブルーベリー園が今日で観光園を終了するので、ガルテナーが割安に残りを収穫してよいことになった。
ここぞとばかりガルテナーが採りまくる。それは観光でなく農作業そのものである。カゴを置いて両手で次々収穫する。所長も負けじとも色づいたものから収穫するが、ブルーベリーは小さいためカゴの中はあまり一杯にならない。腰が痛くなってくる。パック350円というのがいかにリーズナブルな価格かよくわかった。結局1.3kgほど収穫。

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2005年07月30日

第17回栽培講習会&夕涼み会

ゴーヤが成っている。18cmくらい
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カボチャ。ちょうど山吹の生垣の上でいい案配に浮いている
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ミニトマト。どんどん伸びていく。支柱の高さを越え、ついにラウベから紐で釣る
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トウモロコシが台風の影響で右に傾ぎ、そのまま上に伸びている
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完全にカボチャの生垣
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左からコリアンダー、シシトウ、ナス、ズッキーニ
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ガルテンの直売場で選果外トマトを購入。これで150円。トマトソースを作る
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栽培講習会。料理用トマトと普通のトマトの試食
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市販のトマトにはタネ(トマトのゼリー状のところにある黄色いプチプチ)がないものもある。
トマトは虫媒花であるが、季節外れの栽培や、ハウスで殺菌剤など撒くと虫がこない。そのためトマトトーンというホルモン剤を撒く。そうするとトマトが勘違いして結実するが、当然受精していないのでタネはない。

キュウリ。品種による味の違い。さつきみどりともう一種類。実はよくわからなかった。保存したり冷蔵したりすると苦味が出るものもあるとのこと。

一つ目小僧のようなカボチャ。直射日光が当たりすぎると病気になり、やわらかくなりこのように割れる。
割れると腐る。遮光するか、早めにとるしかない。カボチャの葉がうどん粉病等で日光がいきなり当たり出すと起こるので注意。
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キャベツ苗の例。きっちり48時間で出たとのこと。出たときにすぐ日光を当てないととモヤシみたいに伸びてしまうが、苗として使えないことはない。扱いづらいだけ。
直播きではこの時期は何を蒔いても暑くて出ない。

秋まきのレイアウト考えていますか。大根の周年栽培をする人は、早生と晩生の畝を互い違いにしておくと、早生が取れた後の空きで土寄せができる。大根は点蒔き四粒、株間18cm。点蒔きするのは夏なので乾燥を防ぐために鎮圧(手のひらで蒔いたあとを軽く押さえる。密度があがると湿気が逃げにくい)するが、その鎮圧を跳ね返して芽を出すための力が1粒だと弱いので、4つ一緒に同箇所に蒔く。最終的には間引きする。この時期は平畝。高畝は乾いてしまう。歩く脇のところが凹むのであって、高畝を作るわけではない。あとで土寄せで苦労する。

その他、不織布の幅等も考えておくべき

花芽がそろそろ出てきている。ニラ、ミョウガ

三週後には秋まきの種をまきはじめ、お彼岸までが勝負。今は起こして準備をしておく。
アブラナ科の害虫の話し復習。コナガ、モンシロチョウ、ヨトウ
出たてはキスジノミハムシ。その後ネキリムシ、芯喰い虫(成長点だけを喰う)。大きくなるとヨトウ(卵を大量に植え付けるため、あるていどの大きさがある植物にしかつかない)
防虫ネットは必要。

その他質問
-ナスに囓ったようなあとがついている
 オオニジュウヤホシテントウの仲間では
-トウモロコシのガラはどうやって捨てればよいか?
 抜いて生の状態であれば埋めて土をかけておけばこの時期なら一週間で分解される。干して乾かすと丈夫になる。
-大根を植えるのにどの程度掘るべきか?また深く掘る方法は?
 青首などは上に伸びる部分もあるので25cm位。深く掘るにはマンノウ鍬を2回振り下ろす。1回で10cmほど掘れるので、そこをもう一度掘る。折角耕してもそのままではまた固まってしまうため、堆肥や落ち葉などを鋤き込むのがよい。
 吸込み性の高い大根(地面に深く潜る大根)というものも品種によってある。

12月になって畑が緑なら合格。うまくやらないと冬に何もなくなる。

今はいろいろ採れていると思うが、作物が採れるのは梅雨時と10月中旬から11月初旬。きゅうりもナスもお盆過ぎたらないよ。

18時から夕涼み会が行われた
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受付
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司会挨拶
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農政課長の挨拶
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ガルテナー代表
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地区長さんの挨拶
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一品持ち寄りの品が並ぶ
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ビンゴ大会。全員になにがしかの品が当たる
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子供は花火に夢中
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打ち上げ花火が華をそえる
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ご満悦の姫
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テーブル席の様子
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中締めの後ラウベに移動
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ギターで古賀メロディ、禁じられた遊びなど
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思い思いにくつろぐ。歌を歌うが誰も歌詞を覚えていない。カラオケに慣れていると歌詞を覚えなくなってしまうのだろうか?
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マイムマイム。これもテキトーである
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キャンプファイアー薪くべ担当。なぜか正座
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放歌高唱の夜はふけゆく。近隣のラウベの方ご迷惑をお掛けしました
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2005年07月31日

枝豆収穫

枝豆がそろそろ実ってきたので収穫。
ある株の根に白い粒が山ほどついており、抜いた瞬間にぼろぼろとこぼれる。これは根粒なのか?
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枝豆は3種類の詰め合わせパックを買って蒔いたのだが、葉の茂り方と実の数、充実度は必ずしも比例しないことが判明。

姫の畑でラディッシュ収穫。葉は暑さで元気がないが根の部分はよく実っている
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その他、スイカとトウモロコシに鳥よけ紐をはりめぐらす。コリアンダー直播き(出るのか?)

日曜の夕方になるとどんどんガルテナーが帰っていく。うちの車だけぽつりと1台。ラウベは週末の喧噪をすごし、そろそろ眠りにつく。
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本日の収穫。枝豆、ししとう、ラディッシュ、なす、ヤングコーン、プチトマト、料理用トマト、山ほどのキュウリとズッキーニ。枝豆は小粒だが非常に美味であった。収穫後すぐ茹でたからか?
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今回は趣向を変え、晩飯までラウベで済ませて帰ることにした。21:30分出発。
たいしてエアコンが効かないうちの車も夜であれば涼しくて気持ちよく快適。道もすいている。三郷インター通過が22時を越えたので常磐道が1,200円である。途中首都高速の工事渋滞もあったが23時帰着。
山ほどの洗濯物を干して寝る。

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